2026/05/08
こんにちは。【みらいず動物病院】です。
春の訪れとともに、フィラリア予防の季節が近づいてきました。
「去年も予防していたし、今年もそのまま薬を始めて大丈夫」
と思われる飼い主さまも多いかもしれません。
しかし、フィラリア予防は検査から始めることがとても大切です。
今回は、フィラリア検査の目的と、予防薬の正しい使い方について詳しくご紹介いたします。
なぜ検査が必要なの?
フィラリアの予防薬は、「感染を防ぐ薬」ではなく、感染して1か月ほど経った幼虫を駆除する薬です。
もし、すでに成虫が体内にいる状態で薬を飲ませてしまうと、急激な反応によって体に負担がかかることがあります。
そのため、予防を始める前に感染していないことを確認する検査が欠かせません。
フィラリア検査の流れ
① 採血による抗原検査
少量の血液を採取し、体内にフィラリア成虫がいないかを調べます。
検査は数分で結果が出るため、その日のうちに確認できます。
当院では、犬ちゃんの体格や性格に配慮し、できるだけ負担をかけない方法で行っています。
② 必要に応じた健康チェック
春は、フィラリア検査に加えて健康診断を受ける良い機会でもあります。
血液検査で臓器の状態を確認しておくことで、薬の安全な使用にもつながります。
特にシニアの犬ちゃんや、持病のある子にはおすすめです。
予防薬の正しい使い方
① 飲み薬タイプ
おやつのように与えられるタイプで、食べやすく嗜好性が高いのが特徴です。
ただし、しっかり飲み込んだか確認することが大切です。
体重に合わせて薬の量を調整するため、毎年体重測定も行いましょう。
② 滴下タイプ(スポットオン)
背中に直接垂らして皮膚から吸収させるタイプです。
猫ちゃんにも使いやすく、ノミ・ダニ予防と一緒にできる製品もあります。
塗布したあとは、完全に乾くまで触れないように注意しましょう。
③ 注射タイプ(犬のみ)
1回の注射で数か月効果が続くタイプもあります。
毎月の投薬が難しい飼い主さまに向いていますが、体質によって使用できない場合もあるため、獣医師と相談のうえで選びましょう。
Q&A
Q:去年もしっかり予防していたのに、検査は必要ですか?
A:はい。予防を続けていても、飲み忘れや吐き戻しなどで感染している可能性があります。
毎年、シーズン前に検査を受けることで安全に予防を再開できます。
Q:猫ちゃんもフィラリア検査が必要ですか?
A:猫ちゃんの場合、犬ほど感染率は高くありませんが、感染したときの症状が急激で重症化しやすい傾向があります。
特に外に出る猫ちゃんは検査と予防をおすすめします。
Q:予防薬は毎月同じ日にあげるほうがいいですか?
A:はい。同じ日に与えることで、予防の間隔が一定になり、効果を安定して保てます。
「毎月○日はフィラリアの日」と決めておくと忘れにくくなります。
まとめ
【みらいず動物病院】では、犬ちゃん・猫ちゃんのフィラリア検査と予防薬の選び方を丁寧にサポートしています。
春の検査は、愛する家族を守る第一歩です。
「去年の薬が余っているけど使える?」「どのタイプがうちの子に合うの?」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。
当院は、京阪本線 光善寺駅から徒歩3分、寝屋川市・香里園駅から徒歩15分の場所にあり、交差点南東に5台分の駐車場をご用意しています(病院前には駐車できません)。