2026/08/07
こんにちは。 【みらいず動物病院】です。
猫ちゃんの健康を守るうえで欠かせないのが混合ワクチンです。
「うちの子は完全室内飼いだから必要ない」と思われる飼い主さまもいらっしゃいますが、 実は、室内でも感染リスクはゼロではありません。
今回は、猫ちゃんの混合ワクチンの種類や予防できる病気、接種の時期についてご紹介します。
混合ワクチンとは?
混合ワクチンは、猫ちゃん同士でうつる複数の感染症を1本の注射で予防できるワクチンです。
一般的には、「3種」「5種」などの種類があり、予防できる病気の数が異なります。
どのタイプが適しているかは、猫ちゃんの生活環境や体調によって変わるため、詳しくはご相談ください。
混合ワクチンで予防できる主な病気
① 猫ウイルス性鼻気管炎
くしゃみ・鼻水・目やになど、いわゆる「猫風邪」を引き起こす感染症です。
一度かかるとウイルスが体内に潜伏し、再発をくり返すことがあります。
② 猫カリシウイルス感染症
発熱、くしゃみ、口内炎などの症状がみられ、重症化すると肺炎を起こすこともあります。
人の手や衣類などを介して感染することもあり、完全室内飼いの猫ちゃんでも注意が必要です。
③ 猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス感染症)
激しい嘔吐・下痢・発熱を伴う、非常に感染力の強い病気です。
免疫力の低い子猫では命に関わることもあり、ワクチンでの予防がとても重要です。
④ 猫クラミジア感染症(5種ワクチン以上)
目やに・くしゃみなどの症状を引き起こす細菌感染症で、多頭飼いのご家庭や保護猫活動をされている方に特に注意が必要です。
※混合ワクチンの種類によって予防できる病気の内容が異なります。
どのワクチンを選ぶかは、猫ちゃんの生活スタイルや年齢に応じてご提案しています。
接種スケジュール
子猫の場合
母猫からの免疫が弱まる生後2か月ごろに初回接種を行い、 3〜4週間おきに2〜3回追加接種します。
その後は、1年ごとに追加接種を行って免疫を維持します。
成猫の場合
成猫も、ワクチンの効果を維持するために年1回の追加接種が推奨されています。
屋内飼育であっても、外から持ち込まれるウイルスによる感染を防ぐために継続が大切です。
Q&A
Q:完全室内飼いの猫ちゃんにもワクチンは必要ですか?
A:はい。飼い主さまの衣類や靴、窓の開け閉めなどを通じてウイルスが侵入することがあります。
また、災害や通院などで外出する機会もあるため、室内飼いでも予防が必要です。
Q:副作用はありますか?
A:接種後に一時的な発熱や注射部位の腫れ、元気がなくなるなどの反応が出ることがありますが、多くは軽度で自然に回復します。
まれに強いアレルギー反応が出る場合もあるため、接種後はしばらく様子を見てあげましょう。
Q:混合ワクチンとフィラリア・ノミダニ予防を同時にしても大丈夫?
A:原則として別の日に分けて行うことをおすすめしています。
理論上は併用できますが、体調不良が起きたときにどちらが原因か判断が難しくなるためです。
当院では、犬ちゃん・猫ちゃんの体調をみながら、ワクチンと予防薬のタイミングを丁寧に調整しています。
まとめ
【みらいず動物病院】では、猫ちゃんの年齢や生活環境に合わせて、より適したワクチン接種プランをご案内しています。
「どの種類を選べばいいかわからない」「他の予防と合わせて相談したい」など、お気軽にご相談ください。
当院は、京阪本線 光善寺駅から徒歩3分、寝屋川市・香里園駅から徒歩15分の場所にあり、交差点南東に5台分の駐車場をご用意しています(病院前には駐車できません)。